万葉集の舞台になった
香久山を眺めながら
長寿道を歩んでいく
大和の国中(くんなか)に伝わる話、「今を去る藤原の都、大宮人たちは明日に日出る東に向いて1日の叡智(えいち)燃ゆるを祈り夕べに陽入る西に向かいて、1日の長寿延命を祈るならわしあり。」と伝えられています。
この藤原宮の大極殿を真中として真東陽出る所に安倍文殊院あり、同じく真西陽入る所に無量寿山おふさ観音があります。いつ頃からか長寿延命祈願の成就には、「大和の長寿健康参り」を全国から参拝する多くの方がお参りに訪れます。
2カ寺の健康・ぼけ封じ御祈祷は諸人の長寿延命、智恵増上、家内円満を熱く祈念するもので、安倍文殊院では頭へ、おふさ観音では身体への御加持をお受けいただきます。
また、この2カ寺を結ぶ道は「大和長寿道」と呼ばれ、古来より長寿延命を願掛けするための道とされてきました。大和長寿道は約4キロ程ですが道中には藤原宮跡、吉備寺廃寺など見所もたくさんあります。 広く知人・友人、相誘われて御参拝ください。
おふさ観音
数千種のバラをはじめ、四季折々のお花が楽しめる、おふさ観音。おふさ観音では、大切にしていることが2つあります。ひとつは、庶民のお寺として、身近な存在であり続けること。何よりも「元気が出るお寺」であることです。
安倍文殊院
大化元年(645)に創建された日本最古に属する寺院。華厳宗東大寺の別格本山としてその格式も高く、御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」のことわざでも有名な文殊菩薩で、日本最大(約7m)・快慶作の国宝である。
アクセス
大阪方面から大和長寿道付近への行き方
- 電車での行き方
- 車での行き方
名古屋方面から大和長寿道付近への行き方
- 電車での行き方
- 車での行き方
京都方面から大和長寿道付近への行き方
- 電車での行き方
- 車での行き方
おふさ観音へのアクセス
安倍文殊院へのアクセス
参拝料
個人祈祷
- 長寿祈願参拝
- 5,000円
おふさ観音と安倍文殊院での祈祷(お札お守り付)
- 両方の寺院の拝観料も込み
団体旅行※ 10名以上
- 長寿祈願参拝
- 3,500円
おふさ観音と安倍文殊院での説明と祈祷(お札お守り付)、安倍文殊院にてお抹茶お菓子付き
- 両方の寺院の拝観料も込み